十三湖のしじみ漁は、7月11日をもって一時休漁となります。
しじみ貝の繁殖期と言われる7月~8月中旬は毎年一般操業を休漁し、休漁期間にしじみ漁をするため一般操業期間は採取を禁止している休漁区(岩木川河口)のみで操業します。
休漁区は、一般操業時とは少しルールが異なり「船曳(ふなびき」を禁止し「腰引き」の人力のみでのしじみ漁となります。また、一般操業時とは異なるのが採取してよいしじみ貝のサイズです。
一般操業時は、小サイズ・中サイズ・大サイズと3種類のサイズ分けをして漁をしますが、休漁区操業は大サイズのみとなります。
上の写真は大サイズの中でも特に大きいサイズとなりますが、一般操業時に採取している小サイズと比べると何回りも大きいのがわかりますね。
十三湖では夏の風物詩的な存在となっております。
こんなに大きいしじみ貝を1人10キロ採ってくるので、約100人の漁師で1トンにもなります。
この操業は、毎日やっているわけではありません。大体週2回くらいですかね…
入札が始まると一気に競り落とされていき大体15分ほどで終了してしまいます。