コロナの影響でここ2.3年開催されていなかった「地元児童によるしじみ漁体験」でしたが、今年は地元小学校「市浦小学校」の3.4年生(計17名)が、地元の伝統漁「しじみ漁」を体験しました。
まずは、腰引きジョレンという道具を使い、湖の底にいるしじみ貝を採取
みんな自分の背丈ほどある重たいジョレンを一生懸命引っ張りました。
ある程度ジョレンにしじみ貝が入ったら、しじみと一緒にジョレンに入ってしまった泥を水の中でジョレンを上下に揺らし落とします。
ただでさえ重たいジョレンにしじみ貝が入っているので、余計に重たい…
でも、みんな一生懸命ジョレンを上下に振って泥を切っていました
泥を切り終わったらしじみ貝をキチにあけてジョレンを空っぽにします。
一通りしじみ貝が採り終わったら、今度は選別作業に移ります。
まずは、しじみ貝を「通し」という道具を使って大・中・小の3種類にサイズ分けします。
サイズ分けが終わったら今度はしじみ貝と一緒にジョレンに入ったゴミや殻などの異物が無いか確認
この作業が一番大切!!
皆さんが安心してしじみ貝を食べられるように、細心の注意を払って異物を取り除くよ~
選別作業が終わったら最後に専用のネットに1ネット10Kgを詰めて終了
この日は、小学生の皆さんしじみ貝を採るのに夢中で時間が無くなりネット詰め作業までできませんでしたが、一通りの作業を体験してみんな終始楽しそうに帰って行きました。
2時間という短い時間でしたが、地元の伝統漁に触れてもらって地元漁師さんも嬉しそうでした。
また来年たくさんの子供たちにこのしじみ漁を体験してもらいたいです。